AKKESHI DISTILLERY

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スコットランドの伝統的製法と"厚岸らしい"風味の融合スコットランドの伝統的製法と"厚岸らしい"風味の融合

厚岸蒸溜所のスタッフに共通していることは「ウイスキーが好きでたまらない」という想い。
良いものをつくりたい。そのためには努力を惜しまない。
ここでしかつくれない個性豊かなウイスキーを目指しています。

ゼロから携われる喜び。人生をかけて挑む

「私はこれまで大手乳業メーカーで乳製品の品質管理や開発に携わってきました。当社 社長の樋田とは年に数回、原料の商談をするような関係でした。次第に社長からウイスキーへの情熱や蒸溜所開設の夢を聞くようになり、ウイスキー製造への想いが強くなりました。

人生で蒸溜所の開設に関われるチャンスなど、これを逃したらまずありません。私はもともと工場で育ってきた人間でして、再び製造の現場で自分のスキルを活かしたいという気持ちで、思い切ってこの世界に飛び込みました。
ウイスキーとは異なる業界にいた私に対して、「これまで食品業界で培った貴重な経験を活かして、長年の夢であったウイスキー造りを手伝ってほしい。」と言ってくれた社長の言葉も背中を押してくれました。ゼロベースから蒸溜所の立ち上げに関われて、とても幸せです。

所長として全体を統括することはもちろんですが、生産・衛生・品質管理においても、私が今までに培った知識や技術を活かしていきます。また、どんな業種においてもシステム作りはとても重要であり、常に"システムを作る側"として仕事をしてきましたので、その経験も役立てていきます。」

厚岸の風土が生み出すウイスキーに期待

「開設準備期間中にアイラ島とジュラ島で9社の蒸溜所をまわりましたが、どこの蒸溜所でも情報を100%開示してくれることに驚きました。例えば、ミドルカットは何分後かというようなことまで話してくれるのです。しかし裏を返せばそれは"情報を知ったところで同じものは造れない"ということですよね。」

「多くの蒸溜所を訪ねて学んだのは、 "私たちが造るウイスキーは厚岸蒸溜所の味にしかならない"ということでした。それならば、奇をてらうことなく、スコットランドの伝統的製法に忠実に造ればよいのだと改めて思いました。
まるで人が学び成長していくように、年月を重ねるにつれて味わい深くなっていくウイスキー。環境や樽を変えれば、またその味も変わる。そのようなところにも魅力とロマンを感じます。 厚岸は冷涼な気候や霧の深さ、清澄な空気などが非常にアイラ島に似ています。この風土が生み出す唯一無二のウイスキーを1日でも早く皆様のもとへお届けできるよう、スタッフ一同努めていますので、どうぞ楽しみにお待ちください。」

どうしても自分の手でウイスキーが造りたかった

「思い返せば、子供の頃に身近な大人が飲むウイスキーの香りに魅せられたのが、私の初めてのウイスキー体験。いつしか自他共に認めるウイスキーラバーとなり、自分でスコットランドへ行って蒸溜体験などもしていました。

大学では応用菌学、大学院では微生物資源生態学について学び、建築コンサルタント会社にて環境調査や化学分析の仕事に就いていましたが、ウイスキーを造ることはあきらめきれない夢でした。

そんな折、厚岸蒸溜所開設の話を知り、ウイスキーに対する意欲と想いを伝えた結果、蒸溜所の一員としてウイスキー造りに携わることになったのです。」

「大学や前職で得た知識をフルに生かし、物品調達や、GC-MS分析機を使ったウイスキーの香味の研究などを担当。大学と連携した厚岸産酵母の研究も進めています。
蒸溜責任者として、製造全体をコントロールしていきます。」

目指すは、"オール厚岸産"のウイスキー

「厚岸蒸溜所の強みの一つは4名のクラフトマンです。それぞれが異なるバックグラウンドを持ち、蒸溜所開設に必要な能力をきちんと発揮しています。さらに、厚岸という立地。大麦の栽培が可能になれば、麦芽、ピート、酵母、そしてミズナラ樽まで "100%厚岸産"で造ることも夢ではないのです。これは私たちにとって大きなテーマですので、いつか"オール厚岸産"のウイスキーを実現できるよう全力を尽くしていくつもりです。」

「蒸溜所開設にあたってスコットランドでは35箇所の蒸溜所をまわり、改めてウイスキーは奥が深いこと、クラフトマンには魅力的な人が多いことを実感しました。私もそんな人物に少しでも近づけるよう努力したいと思っています。
今は何事も手探りですが、全員で実直に誠実にウイスキー造りに向き合っていきますので、気長に、そして楽しみにお待ちください。」

厚岸ウイスキーを、世界中のひとに届けたい

「私はオーストラリア人ですが、ジャパニーズ・ウイスキーが大好きです。10年以上前から日本で暮らすようになり、広告制作会社や酒類の輸入販売会社に勤めていました。今後はそこで培った経験を生かし、厚岸蒸溜所のウイスキーを世界中で飲んでいただけるようにマーケティングを行い、ブランドアンバサダーとしての役割も担っていきます。

厚岸町はピートがとれること、アイラの風土に似ていることから、これまで日本にはなかったようなヘビリーピーテッドのウイスキーを待ちわびている方が多いと感じています。また、Facebookではすでに多くのファンがついてくださり、海外の方からの応援も増えていますので、その期待を裏切らないようなウイスキーを造ることが第一です。」

「他の蒸溜所で学んだノウハウをベースにブラッシュアップし、厚岸蒸溜所独自のノウハウをこれから積み上げていきたいと思います。

ウイスキーにとって重要なカスクはいろいろな種類を試してみる予定です。シングルカスクだけでなく原酒のバッティングもして、理想のフレーバーとテイストを自分の力で実現できるようになることが目標です。」

「人と人とをつなぐウイスキー」のひとつに

「マニアの方にも満足していただけるようなこだわりを持って美味しいウイスキーを造ることはもちろんですが、それでいて手に入りやすく、気軽に飲みやすいウイスキーを造っていきたいと思います。なぜなら、ごく一部の限られた方だけではなく、世界中のたくさんの方々に厚岸蒸溜所のウイスキーを味わっていただきたいからです。」

「ウイスキーの魅力は人と人をつないでくれること。ウイスキーを中心に、見知らぬ人同士が仲良くなりコミュニケーションをとることもよくあるシーンです。私たちの造るウイスキーもまた、世界中でそのように飲んでいただければ嬉しいです。

新しいウイスキーの時代の幕開けを、どうぞお楽しみに!」

厚岸町の産業と共に発展し、貢献したい

「私は1970年から厚岸町に住み、家具の会社を経営していました。厚岸蒸溜所の一員となったのは、2013年に試験熟成を行うための熟成庫建設に際し、地元の建築業者を紹介したことがきっかけです。

私の役割の一つは、いわば蒸溜所と厚岸町とのパイプ役。人とのつながりを大切にする町ですから、町の行事には積極的に参加し、ウイスキーと地域産業と結びつけることで厚岸町と共に発展していきたいと思っています。」

「具体的には、ウイスキーと名産の牡蠣や乳製品とのコラボレーションはもちろん、ドラフ(搾りかす)を地元の肉牛の飼料として活用することも視野に入れています。将来的に「ウイスキー牛」のような商品が生まれればいいですね。
ウイスキーファンだけでなく地元からの期待も感じていますので、いろいろな形で厚岸町へ貢献したいと思っています。」

孫の顔を見るように、樽と向き合いたい

「蒸溜所の建設においては、前職の知識を生かして、設計図面や見積りのチェック、工事中の進捗確認や指示などを任されていました。導線が少なく作業のしやすい、青空に映える美しい外観の蒸溜棟に仕上がったことに満足しています。」

「私はカスク管理を担当する予定です。最初の1年でも400樽、その後も年を追うごとに樽の数が増えていくので大変ですが、孫の面倒でも見るように1つ1つの樽に"元気か"と尋ねてまわるのは楽しみです。

ウイスキーは風土が香りや味わいに大きく影響しますので、この豊かな厚岸の自然と気候が厚岸らしいウイスキーを生み出してくれることでしょう。ラベルを見なくても飲んだだけで「厚岸だね」と言われる個性的なウイスキーができれば嬉しいです。」

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堅展実業株式会社

厚岸蒸溜所

〒088-1124
北海道厚岸郡厚岸町宮園4丁目109-2